コーヒー豆を買いたいけどどうやって保存したらいいの?
これからコーヒー豆を初めて購入する方はだれしも浮かぶ疑問です。
コーヒー愛好者になる第一歩を踏み出そうとしている皆さん、こんにちは!新鮮で豊かなコーヒーの味わいを楽しむためには、豆の購入から保存方法まで気を配ることが重要です。今回は、初めてコーヒー豆を手にしようとしている方々に向けて、購入時の注意事項とコーヒー豆の保存方法、適切な容器の選び方についてお伝えします。
豆の購入時の注意事項
焙煎日の確認
コーヒー豆の風味は焙煎日によって大きく左右されます。できるだけ新しい豆を選ぶことで、豊かな香りと深い味わいを楽しむことができます。
袋の特徴
遮光性と通気性が備わった袋を選びましょう。遮光性は光から豆を守り、通気性は豆に適した状態を維持します。理由は後ほど詳しく説明しますね。
まずは以下の点に注意しましょう
- なるべく新しいものを購入する
- 遮光性と通気性の高い袋を選ぶ
コーヒー豆の保存方法の基本
コーヒー豆は保存方法によって風味が変わります。
基本的に保存状態は「豆のまま」で保存期間は30日以内です。
具体的にどのようなことを見たらいいのかということをまずは解説します。
酸化への注意
豆は酸素との接触によって酸化し、風味が損なわれます。密閉容器や真空パックを使用して酸素を遮断しましょう。
また、豆の状態に比べて粉の状態が空気との接触面積が増えてしまいます。密閉性の高い容器を使用したとしても、空気は必ず触れるのでなるべく豆の状態で保存しましょう。
おすすめのミルは別の記事で紹介しますのでご覧ください。
湿気の回避
湿気は豆を劣化させます。湿気の多い場所は避けて、通気性の少ない容器で保管しましょう。長期保存をする場合は、真空パックを使用しましょう。
先ほど購入する際は通気性の高い袋を選ぶと言いましたが、その理由は以下の通りです。
- 購入時
通気性がある袋は新鮮さを保ちつつ、豆が適切に呼吸できます。
焙煎後の初期新鮮さを重視するなら通気性の高さがポイントです。 - 保存時
湿気から守るためには密閉性の高いものを選ぶ必要があります。
長期保存や豆の風味変化を抑えたい場合は密閉性の高さがポイントです。
適切な保存場所と避けるべき場所
湿気への対策
豆は湿気を嫌います。
保存場所は乾燥しており、湿気の少ない場所を選びましょう。
これは具体的な場所というよりは容器での対策がメインになると思います。
ちなみに冷蔵庫内は湿気が少ないです。
適切な温度帯
コーヒー豆は温度変化に敏感です。
温度が一定の状態で保管することで、風味を保つことができます。
冷蔵庫は一定の低温を保つため、豆の新鮮さを維持します。
避けるべき場所
冷蔵庫のドアポケットやキッチンの近くなど、温度変化が激しい場所は避けましょう。
これらの場所は温度変化が激しく、また湿気がこもりやすいため、豆の風味に影響を与えます。
最適スポット
私のオススメの場所は、湿気、温度変化どちらも影響が少ない冷蔵庫の奥です。
適切な保存容器の機能
遮光性の高い容器
光にさらされると豆の風味が損なわれます。
遮光性のある容器を選ぶか、豆を保管する場所を避光するよう心がけましょう。
空気と湿気を避ける容器
密閉容器や真空パックは空気と湿気を豆から遠ざけます。酸素や湿気の影響を最小限に抑えるために利用しましょう。
先ほど湿度が少ない場所と温度変化の穏やかな場所を選ぶと言いましたが、容器に関しても同じ対策を取りましょう。
香りの影響を受けにくい容器
他の香りが豆に移らないようにするために、中性の材質でできた容器を選ぶことが大切です。
中性の材質の具体例と特徴は以下の通りです。
- ガラス
ガラス容器は中性であり、他の香りを吸収しにくい特徴があります。
透明なので中身が見えるため、遮光性は低いです。 - ステンレス
ステンレス鋼は非常に中性な材質で、錆びにくく、外部からの香りの影響を最小限に抑えます。
密閉容器や缶が適しています。 - ポリプロピレン (プラスチック)
ポリプロピレン製の容器も中性であり、軽量で割れにくい特徴があります。
ただし、高温になると微細な傷がつく可能性があるので、注意が必要です。 - 陶器
陶器製の容器も中性で、通気性がありながら香りの影響を受けにくいです。
絶縁性もあり、温度変化に強いのが特徴です。
容器を選ぶ際の機能性について解説しました。
容器選びの他のポイントもまとめました。
容器選びのポイント
材質の選択
容器の材質も風味に影響します。
ガラスや陶器は香りの影響を受けにくいです。
長期保存をする場合はプラスチックは避けるべきです。
プラスチックは劣化すると壊れやすくなるため、傷がつくと外気と触れるため密閉性が低下するためです。
せっかく買うのですから、容器も長持ちするものがいいですよね。
サイズの選択
豆の購入量や使用頻度に合わせて、容器のサイズを選ぶことで、豆を常に新鮮な状態で保つことができます。
オススメは小さいサイズを複数買うことです。
長期保存用、中長期保存用、短期保存用に分けると、大量に買ったり、貰ったりした場合に困ることはないでしょう。
保存期間の考え方
最適な期間
豆の保存期間は焙煎日から数週間が最も美味しい時期です。
できるだけ新鮮な状態で使用するために、豆は定期的に購入しましょう。
適切な保存方法であれば、1カ月~数カ月ほど鮮度が保てるでしょう。
分挽きの重要性
豆は挽かれた状態で保存すると酸素との接触が増え、風味が失われやすくなります。
できるだけ豆を使用する直前に挽くことをオススメします。
コーヒーミルに関しては別の記事で紹介しますのでぜひご覧ください。
まとめ
コーヒーの品質は購入時の注意事項と保存方法の両方で決まります。新鮮で美味しいコーヒーを楽しむために、これらのステップを実践してみましょう。
コーヒー愛好者の仲間入りを歓迎します。購入から保存までのステップを守ることで、いつでも素晴らしいコーヒーを楽しむことができます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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ラビルナ
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